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申請者の負担があるかないか
給付金、支援金の例は持続化「給付金」、家賃「給付金」、一時「支援金」、月次「支援金」、事業復活「支援金」などがありあります。
これらすべて、申請条件を満たせば国などから支給されます。申請者の自己負担なしです。
一方、補助金、助成金の例は沢山あります。有名なところでは、小規模事業者持続化「補助金」、ものづくり「補助金」、事業再構築「補助金」、雇用調整「助成金」などがあります。
これらは、申請>審査>採択、交付決定>補助事業>実績報告書>支給の流れが原則です。
採択されたのち、申請者負担で補助事業を行い、実績報告書提出して補助金が支給となります。
融資を含めた比較表を作成しましたので、ご参考に。
(助成金は厚生労働省管轄となっていますが、東京都も助成金という用語を使用している場合があります。
補助金・助成金の違いはあまりなく、重要ではありません)
融資 | 給付金・支援金 | 助成金 | 補助金 | |
管轄 | 金融機関 (銀行等) | 国、都道府県、 市区町村 | 厚生労働省 | 経済産業省 |
対象 | 新規開業者、 資金調達が必要な事業者 | 収入源 (コロナの影響など) 困っている事業者 | 従業員の生産性向上・新規雇用など | 設備投資時 (機械装置、内装など) |
審査 | あり | なし (要件を満たすこと) | なし (要件を満たすこと) | あり |
募集 期間 | なし | 種類による | 通年 | 1~2か月 |
給付 時期 | 審査後 | 要件審査後 | 要件審査後 | 補助事業の経費は全額自己負担。 実績報告完了後に補助金が給付されます |
補助金は通常、補助事業の経費全額が支給されることはなく、一部が支給され補助率は1/2~4/5と幅があります。
もちろん、融資とは違って他の3つは返済する必要がありません。
以上