前回、株式会社と合同会社の比較表を投稿しました
今回は、合同会社の特長、合同会社設立を検討する場合についてです。
○メリット
- 個人事業主よりも資金調達の幅が広い
- 株式会社と税制が同じ
- 業務執行の部分で、全員一致や過半数の一致と定めることも出来る
- 公告義務がない(ただし債権者等の閲覧要求には応じなければならない)
- 設立にかかるコストが安い
- 出資者全員の合意のうえで、利益の配分を自由に決められる
○デメリット
- 基本的に全社員の一致がなければ変更は不可
- 経営参加が必要であるため、出資金を募りにくい
- 出資額に関わらず、一人一票
- 企業として信用されないケースがある
- 社員の退社等によって、会社の資本金が減少する場合がある
○合同会社設立の検討
- 資本が少ない(株式会社の場合50万円以上が望ましい)
- 資金力のある者と、技術&アイデアがある者が立ち上げる場合
- 上場を見据えていない
- 資金を調達する必要がない
- 信用力のある会社の子会社として設立する場合
- 個人事業の法人成り
など