産廃業許可といっても、何種類かあるのですが、ここでは主な申請である「産業廃棄物収集運搬許可」の申請についてのスケジュールを記載します。もちろん、申請先の都道府県により前後します。
1.講習会の予約
新規、更新に関わらず、講習会(公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターの実施)を受講しなければなりません。まずはその予約です。
個人の場合は申請者本人が、法人の場合は代表者、役員が受講しなければなりません。
みなさん、年度末近くは忙しくなるのでその後に受講しようしますが、とても混みます。年度末近くの受講でも混んでます。この受講でスケジュールが大きく前後しますので、よく検討してください。
受講を証明する修了証は受講日の2週間程度で届きます。
2.申請の予約
今は申請は予約制になっています。この予約もかなり混んでいるので、上記の講習会を予約したら、すみやかにこの申請予約もするべきです。
講習日の2週間後に修了証が送付されるので、余裕をみてその1週間後移行に申請予約をしましょう。(講習日の3週間後以降)
複数の都道府県による許可を取るならもちろん都道府県ごとに予約をします。
3.申請手続き
申請当日は遅刻しないよう余裕をみて行きましょう。申請が受け付けられれば申請手数料を納めますので、現金を忘れずに。
4.許可証交付
東京都の場合、窓口交付、郵送交付を選択できます。郵送希望の場合はレターパックプラス(赤)を申請時に提出します。
審査の標準処理期間は60日です。(交付されるのは講習日から約3ヶ月以降となります)
5.運搬車両の表示、許可証の携帯
「産業廃棄物収集運搬車」、業者名、許可番号を車両の両側に表示しなければなりません。ペイントのほかマグネットシートでもOKです。また運搬時には「許可証のコピー」、「マニフェスト」を携帯しなければなりません。