ここ数年、特にこの1,2年産廃業許可申請が混み、人気化しています。
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災害復旧、復興のため
今年12月に「災害からの復旧・復興と安全・安心の確保」が政府の経済対策で掲げられています。
去年、今年の台風などの自然災害で発生したゴミ(災害廃棄物)は一般廃棄物として扱われています。
しかし、想定外の量、大きい廃棄物であるため、一般ではなく産業廃棄物事業者の助けも借りなければならない状況のようです。
廃プラスチック処理
また、日本から海外に輸出されていた廃プラスチック類は、輸入国が大幅な輸入規制を実施したため、国内の廃棄物事業者への関心は高まっています。
今後、廃プラの規制強化も想定されますので、適切な産廃処理が要求されるでしょう。
そのため、適正業者の印である「産業廃棄物許可」が人気になっているようです。
産業廃棄物収集運搬業(積替保管なし)許可
産業廃棄物許可はいくつかの種類がありますが、その中でも比較的取得しやすい産業廃棄物収集運搬業(積替保管なし)許可が人気です。
例えば、建設業者がこの許可を取得すれば工事現場で生じた産廃を自分で処理場まで運ぶことができます。
今まで産廃処分を委託して手間がなくなり、コストも抑えられることになります。ちなみに家電リサイクル法の4品目も回収できます。